当院の在宅医療

ページ内のコンテンツ一覧

1. 綾瀬中央診療所の在宅医療
2. 在宅診療を検討いただきたい方
3. 訪問診療とは？
4. 訪問診療のメリット
5. 綾瀬中央診療所の姿勢
6. 綾瀬中央診療所の訪問診療の特徴

綾瀬中央診療所の在宅医療

当院は綾瀬のエリアで約60年間地域に密着し地域医療を提供してきた医療機関です。在宅療養支援診療所として、24時間365日の体制での在宅医療の提供、緊急時対応や入院調整、他の医療（介護）機関との連携や相談などを受け持っています。在宅での診察が必要な方がご自宅で安心して過ごしていただけるように、地域の医療機関（病院・訪問看護ステーション・ケアマネジャー）と情報を共有、連携を行い、患者様とご家族が安心して療養できる環境を作れるようにお手伝いさせていただきます。

在宅診療を検討いただきたい方

外来への自力での通院が困難になった
寝たきりで在宅療養中だが、発熱なの病状変化で不安
身体は元気でも認知症が進行して自力で通院できない
入院ではなく、できるだけ自宅療養したい
自宅での療養の末、最期は自宅での看取りまでしたい

そのようなときは、訪問診療をご検討ください

訪問診療とは？

「住み慣れた家で病気の治療を受けたい」
在宅で受ける診療は、そのような患者さんの想いを叶えるものです。また、加齢による体の衰えや身体の麻痺、外傷後の後遺症などで、通院が困難な人のためにも、定期的な病院へ通う手間をなくし、療養に専念できると点でとても優れています。
また、患者さんのご家族にとっても、離れ離れになって容態を心配するより、いつも一緒にいて介護できることが喜ばれます。
訪問診療は、患者さんとそのご家族に快適さや、安心感をそのままにして、ご自宅で医療サポートを受けていただける、最適なサービスと言えます。

訪問診療のメリット

患者さんにとってのメリット

◎ 住み慣れた家で、思い出のものが沢山ある

◎ ご家族がいつもいて、わがままが言える。

◎ 自分のペースで時間を過ごせる

ご家族にとってのメリット

◎ 近くで見てられる。いつでも話ができる

◎ 残された時間をずっと一緒に過ごせる。

◎ 自分たちで介護できる。

綾瀬中央診療所の姿勢

綾瀬中央診療所は、1963年に地域の診療所として設立されました。その当時から、外来通院できなくなった患者様の自宅に往診し、自宅で支える診療を行ってまいりましたが、高齢化が進む中、入院せずに自宅で過ごしたい患者様が増えてきており、今後更に充実した在宅医療が必要とされています。
今後も地域のかかりつけ医として包括的な医療に取り組みたいという思いから、私たちは今回新たに訪問診療部を設立し、24時間365日の体制と、多数の専門医によるチーム医療体制を整えました。

患者さんが在宅療養するにあたっては、病院連携室のソーシャルワーカーや看護師、ケアマネジャー、訪問看護、リハビリ、薬剤師、介護など在宅療養にかかわる様々な多職種の方々の協力が不可欠です。

1人の患者さん・利用者さんをとりまく「ワン・チーム」として、医療のことだけでなく介護や患者さんの家族のことなどを一緒に考えてゆく姿勢を大事にしたいと思っています。

綾瀬中央診療所
院長　中川裕太

綾瀬中央診療所の訪問診療の特徴

認知症から看取りまで対応
複数医師×他科目の総合診療体制

当院では在宅医療が地域を支える重要なインフラの一つと捉え、多様な専門性をもった複数の専門医が協働することで、総合的な診療を行なっています。

医療を必要とされる患者様・ご家族の皆様のニーズに適切に応え、日々の健康管理からご自宅での看取りまで、患者様・ご家族のみなさまに安心して生活を送っていただけるよう、しっかりと寄り添いサポートいたします。

精神科分野への対応

認知症の周辺症状（例：性格変化、徘徊、昼夜逆転、興奮、暴言・暴力）、不眠、うつ病、統合失調症の対応など、患者様ご本人だけでなく介護者の方もご相談ください。

【連携医療機関】
・かわさき記念病院認知症疾患医療センター
・順天堂大学附属病院江東高齢者医療センター
・成仁病院
・比嘉クリニック

整形外科分野への対応

急性／慢性的な痛みの診察・治療、骨粗鬆症の骨密度検査や、転倒予防の指導リハビリ相談、関節内ブロック注射、ヒアルロン酸注射、コルセットの処方も行います。

循環器分野への対応

心不全、狭心症、不整脈などの心臓の病気を管理します。

管理の難しい高血圧についてもご相談下さい。在宅で心電図検査、ホルター心電図、睡眠時無呼吸検査も可能です。重度の心不全の患者様でも、こまめな内服調整や酸素療法などにより、再入院の予防に努めています。

60年間受け継がれる外来から在宅まで
総合的に支える医療体制

当院では患者様に来院頂く「外来」、外来から在宅の架け橋となる「連携室」、そして医師がご自宅に訪問する「訪問診療」の3つの柱があります。

患者様、ご家族のお悩みに合ったサービスをご案内させていただきます。

在宅療養を見据えた外来診療

当院では、外来の患者さんが通院できなくなった時、スムーズに在宅に移行する体制を整えております。

「いざという時の備えとして訪問診療がすぐに対応してくれる診療所に通院したい」「ゆくゆくは自宅で訪問診療受けたいが現状は通院で問題ない」「病院から退院して夜間休日に不安のある」などお考えの方はまずは当院の外来にお越しください。

経験豊富なスタッフが対応する在宅医療連携室

在宅医療の経験豊富なスタッフが連携担当窓口として対応しています。訪問診療開始前の患者さん御家族への事前説明、患者さんの病状や医療処置を事前に把握し診療へのスムーズな橋渡し、他事業所との連絡など、看護師・MSWならではの強みを生かして連携業務にあたっています。

患者さんの診療依頼だけでなく、医療的なことでわからないことや訪問診療についての質問など、ちょっとしたとで相談をいただくこともよくあります。気軽に御連絡下さい。